H8年式のスペースギア ロングを愛車として大事にしてきました。
このロングボディがー欲しくて、10万キロの中古車を買って現在23万kmです。
先日、山道で左後輪を激しく岩にぶつけてしまい、左右の後輪が握りこぶし1ケ程もズレてしまいました。
フレーム修正になると相当の金額がかかりますし、
修理してくれる店もなく途方にくれ半ば廃車も考えておりました。
そんな中、
遠方ではありましたが、パジェロのフレーム修正実績のある修理工場に連絡したところ、
快く診てもらえることになり、しかも診断の結果ホーシング交換だけで復活できることわかりました。
廃車を考えていただけにあまりに嬉しく、とことん遊び尽くしてやろうと決心し
家族3人用のバンキャンプ仕様の造をスタートさせました。
スペギ だけでなく、古いワゴン車をお持ちの方でしたら同じ心境の方もいらしゃるのではないでしょうか。
何かのお役に立てれば幸いです。
内装のリメイク コンセプト
- あまりお金はかけない。内装予算3〜5万円
- 3列シートの復活。7人乗りに戻せるように(作業1時間以内)
- 車内で快適に食事ができるようにする。
- 3人が足を伸ばして寝る環境にする。
- ウッド調に黒の配色をベースにシックな空間にする。
材料
- スタイロフォーム 10mm厚 1枚
- プラダン1800*900mm 2枚
- クッションフロアー 厚手タイプ 1500*2500mm 外履き対応
- タッカー
- スプレー糊とクッションフロアー 用接着剤
- 桐板
- 鉄プレート900mm 1枚
改造ポイント
床
純正のウレタンマットはそのまま活用し、後部座席後半のウレタンマットがない部分はスタイロフォームを敷いて断熱と平らな面を作ろうと考えました。
この写真は、フロアーカーペットを剥がした後、次に貼る予定のクッションフロアーの型取り時の写真になります。
天井
内張を外しウレタンマットを敷き詰めました。長さ1800mmの杉板をボディーの隙間とエアコンダクトの隙間に差し込むことで固定しました。一部ボディーの補強骨格部に金属ビスが打てた部分は、ビスで固定しています。
インパネ
こちらも全て剥がしました。インパネを固定するための穴がボディーにたくさん空いているので、この穴でクリップ留めをして行きました。板はベニアで木目があるものを選択しバーナーで焼い後、塗装しています。
内装が本物の木材だと、だいぶ雰囲気と質感が変わりますね。
どうやって作ったのですか?
インパネを外した後、ダンボールを貼り紙を作りました。
インパネ固定用のボディーの穴を流用して、穴を開けたベニヤ板をバンパークリップとビスで固定しました。
タイヤハウスの丸み
タイヤハウスの丸み邪魔になりませんか?
そうなんです。
丸みがあるからデッドスペースになるんですよね。
ここは、脱着可能な収納棚のようなものでカバーして行こうと思います。下の写真のようにテーブルにして隠してしまいます。
テーブル板
電気系統
走行用の車載バッテリーからの供給はせず、ポータブルバッテリを使って電気供給をして行きます。
エンジンルームのバッテリーは運転のみに使用し、バンキャン時は別にポータブルバッテリーを準備して行こうと考えています。
リン酸鉄バッテリー100V100ahをツールボックスに入れ、エンジン停止中はこのバッテリーから、車内照明や12V電源を引き出そうと配線する予定です。
プラスチックでは雰囲気が味気ないので、木目に変えて行きます。
こちらも撤去します。停車中は室内の電源はポータブルバッテリーから供給する予定なので、天井も木目にして
スポットライトで調光できるようにして行きます
スイッチの横に調光スイッチを噛ませることで、明るさ調整できるようにしています。
脱着式シート
シート外すのってかなり大変じゃありませんか。
これが結構簡単です。30分もあれば2脚外せますよ。
スペースギア の最後部座席は、座面横のボルト2箇所だけで留めあるだけなんです。しかも跳ね上げ式の椅子であるため、収納時の椅子は乗車ハンドルに吊るされた状態になるので、脱着作も一人で行えます。
この写真のように蝶番で開閉式にしています。
ちょっとした収納スペースにしています。
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