モグラ・・・
畑や庭に住みつくと結構被害出ますよね。
収穫まじかのメロンの根っこを荒らされて相当悔しい思いをしたな。
最近は庭も凸凹がひどくてよく躓きます。
モグラの体の特徴
体長10センチ前後。細長い体に土をかきやすい大きな前足と長い鼻が特徴。目はとても小さく、光を感じる程度しか視力はない。可愛い見た目とは逆で凶暴な性格。
その代わりに、鼻の先にある「アイマー器官」という触覚が発達しているため、触れたものが何か判別することができます。
体毛はふわふわで柔らかいです。皮膚から垂直に生えてい流のが特徴で、細いトンネルの中でも引っ掛かからずに前進もバックも出来るそうです。
5本の指の先に鋭い爪が生えています。
手相のようなシワがあり人の手のひらに似ていています。
小さくて、ピンク色で、赤ちゃんの手のよう・・・・
でも、凶暴です
餌
主な餌はミミズや昆虫で、自分のトンネルの中に迷い込んできたものを探して捕食します。
畑を耕すミミズを捕食したり、トンネルによって作物の根が荒らされることから、農業害獣とみなされることもあります。
一方で毛皮を目的とした乱獲や、生息環境の悪化などで個体数が減り、絶滅危惧種に指定されている種類もあるそうです。
確かにめっちゃフワフワでした。
我が家のモグラの被害
- 庭がボコボコになる。
- 土ならしが大変 2年間で30箇所以上
- 野菜の根が千切られて枯れる。(食べてはいないらしい)
- メロンがやられた。数ある野菜の中で一番高級なものだけやられた(ホントは食べるのではと疑っている)
モグラの習性
- 大食い:なんと1日に体重の半分の量を食べる。
- 半日胃袋が空になると死んでしまう。
- 縄張り意識が高い。逃げるか相手が死ぬまでケンカ
昔、地面を歩くモグラを見つけたことがあり不思議でしたが、アイツは喧嘩に敗れて逃げていたんですね。
モグラの巣
モグラのすみかは広く、地下トンネルの長さは70〜なんと300mもあると言われています。
さまざまな道がに分岐して辺り一面に張り巡っています。都内の地下鉄みたいです。
巣・・・・
トンネルには、巣に通ずる道(本道)とたまに使う道の二種類あります。
本道(幹道)
モグラの巣に通じる道。確実によく通る道。トンネルの中でも地下30cmくらいの深目なトンネル。深い分罠を仕掛けるのはちょっと大変そう。
生活道(本道)
エサを探したり、トンネルの修理をするため道。あり一定の期間で頻繁に使われるのが特徴で、穴の深さも浅めなので、罠を仕掛けるならこのトンネルが良さよう。
探餌道
餌探しに使った道で、使い捨てのトンネルの割合が高い。通過頻度がないため仕掛けてもかからんそうです。
モグラの罠
モグラ塚はトンネルを掘るのに邪魔になった土です。
モグラ塚のつながり方で、トンネルの経路を探すことができます。
また、塚の土の量や新しさからその経路の使用頻度がわかるため、罠を仕掛けるべきかがわかります。
仕掛け方
罠の仕組み
モグラクリップ
大きな洗濯バサミのような構造です。
開いたクリップを固定するための、
プレートの穴(トリガー穴)に
ピンを通しておきます。
モグラの体や動いた土がこのプレートに
当たるとテコの原理で
ピンが外れて、クリップが閉まります。
仕掛け方
こんなイメージでモグラが通過するのを待ちます。
注意
どんな仕組みか弄っていたら、見事に罠にかかってしまいました。そこそこ痛いです。
けっこう強いバネ仕掛けですので、グローブ、軍手の着用は必須です。
また、子供には絶対に触らせないようにしましょう。
小枝が簡単に折れるそうなので、最悪骨折もあるかもしれません。
今後
殺さない方法での捕獲
長年の被害から罠を仕掛けて、捕獲には成功したものの、やはりこの可愛い見た目と人的な害はないことから殺してしまった後悔がありました。
音に敏感な生態なので捕獲ではなく、忌避的な対策を考えていこうと思います。
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