太陽熱で井戸水を温め、eco風呂を作ろう！
太陽熱を有効活用！
超シンプル構造の温水発生器
設置と導入方法を紹介します。
光熱費の節約といえばソーラー発電。
私も数社からソーラー発電の見積りを頂きましたが、今後の売電への懸念、
初期投資の大きさ、屋根のメンテ等不、安要素が多く導入には前向きになれませんでした。
でも、自然エネルギーの恩恵で、コストダウンの実感を味わいたい！
そんな思いは捨てられず、修理やメンテ、最終処分も自分でできそうなものはないかと、探していた所、出会えました。
太陽熱温水を選んだ理由
家庭での光熱費で一番お金がかかる部分と言えば・・・・そうお風呂ですよね。
我が家はジャグジー付きのお風呂ですが、泡を出すにはには最低でも200ℓ、贅沢、快適に浸かるには300ℓ以上も必要。。。
少ない水量だと泡を出すモーターが回らないためブクブクが楽しめなかったのです。
そこで、天気の良い日くらいジャグジーを満喫したい。との思いから風呂コストに特化した手段を選択しました。
我が家には水道水とは別に、もとから井戸水が設置されていましたので、井戸水と太陽の力の”太陽のお風呂”をつくることにしました。
温水発生のしくみ
読んで字のごとく、太陽から届く日差し、熱をそのまま水に吸収させお湯を作ろうというものです。
真夏にホースの水を出したら、熱くて火傷するかと思った経験ありますよね？
まさにあの原理です。
効率良く熱を吸収するため黒いガラス管の中の水が、温度上昇によって上部のタンクに上がって行き、タンク内の水の温度が上がって行く仕組みです。
圧倒的にエネルギー変換効率の高い方法です。
一般的に太陽光発電における、太陽光のエネルギー変換効率は15%前後と言われていますが、今回の太陽熱温水発生器は、およそ60%と圧倒的にエネルギー変換効率の高い方法です。
基材の準備
ネットサーフィンで色々探る中、某ネットオークにて施工業者の型落ち在庫余りの新古品のフルセットを発見！
購入した製品は寺田鉄工さんの自然循環式太陽熱温水器SUNARTH平置架台タイプという商品です。
メーカーより直接購入するより安価で手に入れられました。
但し保障やアフターフォローは一切なしです。
屋根に載せませんし、水道+ガス給湯器の通常系統には一切触れずにもう一系統増やすだけのお遊び計画なので、コストは出来るだけ抑えます。
230ℓタンクと土台の単管、クランプ、配管、バルブ等全て込みでも20万円位でした。
・問題点① 物が大きくて大型トラックが家まで入って来れない。
・問題点② タンクが長いため一人で高い所に設置するのが危険
https://www.2.solars.jp/sunarth-catalogue
組立
アルミフレームを説明書通りに組み立てるだけ。
我が家では、お遊び、自由研究程度の取組ですし、
最悪撤去の事も考え建屋には影響が出ない様、単管で土台を組みました。
真空管は斜めに設置する必要があったため、
垂木用クランプ（写真）の穴に合うよう、アルミフレーム脚を加工しボルト止めで単管固定空いています。
水位高3ｍもあれば十分落水してくれます。
真空管の設置
真空管の構造説明 （写真） 穴が空いたタンクに、パッキンを嵌めこの真空管を差し込んで行きます。
（写真） 差し込む時は抵抗を無くすため、中性洗剤を薄めたもので濡らしてからパッキンに差し込んでいきます。
思ったよりスムーズに滑り割ってしまう怖さはありませんでした。
次回は、設置に置ける詳細ポイントを紹介したいと思います。
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