堆肥って、
買うのがあたり前だと思っていたけど、
コンポストとか売ってるし自分でも作れないかな?
温度や熟成時間とか難しいそうだし、何より面倒くさそう。
プロのように完璧な堆肥じゃなくても良いから、
自然農法的で、かんたんな方法ないかな。
生ゴミや落ち葉で作れそうな気はしますが、
具体的にどうすればいいのかって分からないですよね。
夏場の虫の発生や、匂いも気になりますし。
でも、できることならコスパよく美味しい野菜を作りたいですよね。
自分もずっとそう思っていたのでチャレンジします。
私は約10年自宅の畑で野菜を育ててきました。
市販の肥料や堆肥でそれなりに収穫してきましたが、
けっこう経費をかけていた点が気になっていました。
そこで、
本記事では、我が家の生ゴミ処理を兼ねた堆肥づくりの方法につて紹介して行きたいと思います。
面倒くさがりで大雑把なので、失敗も多そうですね。
失敗談も交えて、土作りの経過を教えてください。
ここで言う自作堆肥とは、
コストを掛けずに手に入る、
落ち葉、生ゴミ、池の堆積物、烏骨鶏の糞、糠や籾
殻、稲わらなどを有効に活用して作った
有機堆肥になります。
生ゴミの処理
130リットルを2基完備
アイリスオーヤマ エココンポストIC-130ブラックを2基設置しています。
ブラックのボディーのため、日中は日が当たることで容器内の温度が上昇し分解を早めます。
3人家族だと、2〜3年分の生ゴミは入ってしまいます。
取説では魚の骨や甲骨類の殻は分解に時間がかかるため推奨しておりませんが、我が家では、堆肥の質よりも、生ゴミ処理を優先するためプラスチックや硬い貝殻以外はほとんどココへ入れてしまいます。
1号機、2号機と数年毎のサイクルで使うことで、時間をかけて分解させることができます。
作業はこれだけ!
毎食でる生ゴミは、蓋を開けて放り込むだけです。
生ゴミ用のゴミ袋が不要になったり、ゴミの日まで室内で保管しなくてよくなるだけでも非常にありがたい存在。
←写真は分解が終わって、”自家製堆肥所”に運び出した後の状態です。
底には厚めの板を敷いています。これは笹の根っこやクズの根が生えて来ないようにするためです。
こちらは、普段のゴミ捨ての状態です。
2年半位入れ続けて、このボリュームです。
基本3食自炊の家庭でも1基でこんなに入ってしまうのは驚きです。
そろそろ、上の空容器に切り替える予定です。
こちらは、この上に糠や籾殻を足してよく撹拌して時間をかけて分解させて行きます。
虫対策はこれだ!
夏場の時期の、コバエの発生や臭いはどうしようもありませんが、こちら蓋がしっかり閉まるため(7年使ってもしっかりしています)匂いは、開放時のみです。
虫の発生に対しては、殺虫剤を使っては元も子もありません。
幼虫や卵を死滅させるため熱湯をかけるのも有効ですが、内部の水分が多くなってしまうので我が家では、
ガスバーナーによる炙り作戦で対応しています。
表面のみですが簡単に処理できるので、頻繁に行うことができて効果的です。
落ち葉はこうして腐葉土に
庭や裏山に積もる枯葉や木の枝を集め、あぜ板で囲った枠内で分解させます。
腐葉土は、ミミズや微生物の餌になり、彼らの排泄物が良い肥料になります。
稲わらやもみ殻、畑から出た野菜の残骸などもこちらで処理します。
鶏糞と籾殻で最強肥料が毎日生産
鶏から毎日出る鶏糞は肥料になります。
烏骨鶏たちの部屋の掃除ででた鶏糞もそのまま、”自家製堆肥所”に収集します。
まとめ
- 生ゴミ:エココンポストの設置でゴミの日を待たずに室外へ。数年後は畑の栄養に。
- 落ち葉と小枝:庭掃除のゴミを微生物の餌に。
- 鶏糞:烏骨鶏たちのウンチを有効活用。
生分解できるものは、自然の力で有価物に変えられる。
家庭内循環を目指して。
コメント